とびひ③
〇治療方法〇
ごく軽い場合は抗菌薬の外用で済みますが、必要に応じて内服を併用します。
また炎症を抑える、患部を保護する目的で亜鉛華軟膏が処方されたり、
痒みが強いので、抗ヒスタミン薬の内服をし、かきむしらない様に、病変の広がるのを押さえてあげることもあります。
〇日常生活で気を付けること〇
患部をかいたりいじったりしない
とびひは、患部を触った手を介して症状が体のあちこちに広がることがあります。
患部に触らないように注意し、引っ掻かないよう爪を短めに切るようにしましょう。
清潔を保つ
原因となる細菌を減らすため、入浴して皮膚を清潔に保つことが大切です。
患部はこすらず、石けんをよく泡立て、泡でていねいに洗い、その後はシャワーでよく洗い流しましょう。
発熱などの全身症状がない限り、入浴し、泡だてたせっけんでやさしく丁寧に洗い流します。入浴後は、排液などが周囲に接触しないように、患部に軟膏を塗り、ガーゼなどの保護処置が必要です。
タオルや衣服は共有しない
タオルや衣類を介してとびひがうつることもあります。共用しないようにしましょう。
2018年8月27日