とびひ④
〇プールへの参加〇
日本臨床皮膚科医会、日本小児皮膚科学会、日本皮膚科学会が共同で統一見解を出しています。
かきむしったところの滲出液、水疱内容などで次々にうつります。プールの水ではうつりませんが、触れることで症状悪化させたり、ほかの人にうつす恐れがありますので、プールや水泳は治るまで禁止するようにしましょう。
〇予防〇
手洗いをし、爪を短く切り、かきむしって皮膚を傷つけたりしないようにさせることが大切です。皮膚のバリア機能が低下していると、細菌に感染しやすく、とびひにかかりやすい状態にあります。
入浴をし皮膚を清潔に保ち、しっかり保湿し、日ごろからスキンケアを心がけましょう。
小児は鼻の下から発症する膿痂疹が多いです。鼻の中には、とびひの原因となる細菌がたくさんいます。鼻の中をいじった手で体を掻くととびひにかかることがあるので注意しましょう。
2018年8月27日