*乾燥肌対策*
こんにちは。風が心地よく、秋の気配を感じる季節になりましたね。
涼しくなり始める秋は、気温の変化による肌へのダメージを受けやすい季節です。
夏のような肌へのべたつきがなくなる反面、急に肌の乾燥を感じやすくなります。
乾燥肌とは、肌の水分・皮脂が不足して潤いがなくなっている状態で、ドライスキンとも言われます。
入浴後や洗顔後に肌がつっぱる、全身がカサカサする・・・などの症状がみられます。
◇秋の乾燥の原因◇
①夏の紫外線ダメージが影響して、乾燥肌になってしまう
②季節の変わり目で寒暖差が激しくなり、肌にストレスがかかってしまう
③湿度が低くなり始め、肌のバリア機能も低下してしまう。
シャワー時にナイロン製のタオルで洗っていませんか?
汚れを落とすことも大切ですが、ゴシゴシとこすりすぎると角質層が傷ついてしまいます。
スポンジやネットで泡立てて、手で洗うことでも乾燥予防になります。
そして、お風呂あがりには全身に保湿剤をぬりましょう。
今年は感染対策のためにまめな手洗い・手指消毒を何度も行っていると思います。
回数が多いと皮膚表面をカバーしている皮脂が落ちて乾燥した状態続き、皮膚のバリア機能が低下し肌荒れを引き起こしてしまいます。
予防としてはまめな保湿ケアが必要。
携帯しやすいチューブタイプの保湿剤を用意し、手洗い・消毒のたびに塗るようにしましょう。
乾燥がひどくなると、手指はカサカサ、踵はカチカチ、痛みを伴うひび割れやあかぎれが生じます。
さらに悪化すると、皮脂欠乏性湿疹となり強いかゆみや赤み・水ぶくれの状の湿疹ができてしまいます。
湿疹になってしまうと保湿剤ではケアができないため、湿疹になる前の早めのケア・治療が大切です😊
乾燥の症状のみでも保湿剤の処方(保険適応)ができますので、乾燥してきたなとおもったらお気軽にご相談くださいね。
2020年10月2日