ステロイドって怖い薬❓
こんにちわ😄みなさんは、皮膚科で出されるステロイドのお薬って大丈夫かな・・と心配になることってありますか?
今回は、ステロイド外用薬についてお話ししたいと思います。
🤔ステロイド外用剤はなぜ、怖い薬と思われているの?
「一度使うとやめられなくなる」、「体に蓄積する」、「皮膚が黒くなる」、ステロイド外用剤に関してこのような情報を見たり、聞いたりしたことはありませんか?
ステロイドには多様な作用がありますが、それが強く働くと副作用として症状に現れます。
しかし、副作用は、あくまでも大量のステロイド剤を飲み薬や点滴などの方法により、長期間にわたって全身に投与した場合のこと。
皮膚に塗るタイプの“ステロイド外用剤”の目的は、局所的に作用させることですので、使用期間を守らず長期間使用し続けるなど特殊な例であり、
「皮膚が薄くなる、血管が浮き出る」ことを除いては、全身はもちろん局所的にも副作用が現れることは、まずないといっていいでしょう。
また、小児患者で「多毛」「色素脱失」の副作用はありますが、ステロイド外用薬をやめれば元に戻ることがほとんどです。
それどころか、むしろステロイド外用剤の薬効を味方につければ、短期間でしっかりと炎症を抑える効果が期待できます。
ステロイド外用薬を上手に利用して、短期間できっちり治療しましょう🌷
2020年10月12日