手荒れにお困りではありませんか?✋
手荒れは、特に主婦・美容師・飲食店員・銀行員など水仕事を頻繫に行ったり、指先を使うことが多い人に見られる疾患でしたが、去年・今年は、感染対策のためにまめな手洗い・手指消毒を行っていますので手指が乾燥し多くの方が手荒れの症状で受診されております。近頃はお子様も手荒れでの受診も多い印象です。
手洗い・手指消毒はウイルスや菌に感染しないためにとても重要なことですが回数が多いと皮膚表面をカバーしている皮脂が落ちて乾燥した状態が続き、皮膚のバリア機能が低下し手荒れを引き起こしてしまいます。
予防としてはまめな保湿ケアが必要。携帯しやすいチューブタイプの保湿剤を用意し、手洗い・消毒のたびに塗るようにしましょう。
乾燥がひどくなると、手指はカサカサ、痛みを伴うひび割れやあかぎれが生じます。
さらに悪化すると、手湿疹となり強いかゆみや赤み・水ぶくれの状の湿疹ができてしまいます。
湿疹になってしまうと保湿剤ではケアができないため、湿疹になる前の早めのケア・治療が大切です
まだまだ、感染対策が必要な日々ですが、「手洗い・消毒」にプラス「保湿」を心掛けましょう♪
2021年2月12日