水虫の治療👣
水虫治療には塗り薬(外用薬)を処方されます。外用薬には、液剤・クリーム剤・軟膏などあり、症状に合った薬を使用します。
外用薬は、お風呂あがりに塗るのが効果的です。塗るときは、症状の出ている部位だけではなく、指の間から足の裏全体に塗るようにしましょう。症状が治まっても、しばらくの間は塗り続けるようにします(最低1ヵ月、沖縄の場合は3か月)
爪白癬は爪の中まで外用薬の成分が浸透しにくいので、症状に応じて、外用薬や飲み薬が処方されます。皮膚科医師の指示にしたがって検査を受け、薬を使用するようにしましょう。
水虫のケアと予防
薬による治療を開始するとともに、感染を防いだり、症状を悪化させないようにケアすることが大切です。白癬菌が喜ぶ環境を排除するよう心がけましょう。
ケアのポイントは清潔、乾燥、清掃です。
白癬菌の栄養源は角質層に含まれるケラチンです。足の裏全体と足の指の間も石鹸でていねいに洗うようにします。ただし、ゴシゴシ洗いは禁物で、なでるように洗いましょう。洗った後は、指の間、足の裏をタオルで拭いて乾燥させます。マットやスリッパ、床や畳のほこりなど、生活環境内で生きている白癬菌は、洗ったり掃除したりすることで取り除くことができます。
水虫がうつるのを防ぐには、家族全員の協力が必要です。水虫の人とスリッパやバスマットの共用はやめ、感染を防ぐようにしましょう。
こうした予防は重要ですが、きちんと治療することが最も確実で簡単です。治療が最大の予防法です。
かゆみや、カサカサがあっても水虫に似た他の疾患である可能性もあるので、水虫かな?と思ったら一度受診し検査をしてもらいましょう。お気軽にご相談ください🌷♪
2021年5月26日