水虫(白癬菌)について①
こんにちは!
じめじめとした日がづづきますね
この時期に増えやすい水虫のお話をパートごとにわけてお伝えしたいと思います。
日本で水虫にかかっているのは約2500万人で
なんと5人に一人が水虫にかかっているといわれています。
結構多くの人が症状に出てなくてもかかっていることが多いのが水虫の特徴です。
症状がないからと安心している方も一読お願いします。
【水虫とは】
表在性皮膚真菌症といわれており
足にできる水虫は足白癬(あしはくせん)といいます。
水虫は足以外にも爪や手、頭、陰部、体にもでき他者にも感染してしまうので注意が必要です。
真菌(しんきん)とはカビのことをいい、水虫菌は医学用語で白癬菌といいます。
この白癬菌が皮膚にくっつくと角質層を溶かしながら栄養を蓄え、そして増えていきます
角質層まででは何も自覚症状がありませんが角質層の下に達することで生きた細胞たちと接触します。
この生きた細胞たちは白癬菌を排除するために様々な化学物質を出し
そのせいで炎症やかゆみ、水ぶくれなどの症状が現れてしまうのです。
白癬菌の有無は顕微鏡検査で判断が可能となっておりますのでお気軽にご相談ください。
水虫の薬(市販の薬も含めて)を使用している方は、検査をしても菌が検出されません。 薬は使用せずに検査を受けましょう。 また水虫の薬は刺激があります。自己判断で水虫と判断して使用するのはトラブルの原因になりやすく 必ず医療機関を受診して正しい判断のもとで薬を開始しましょう。 |
次回は感染経路や予防方法などをお伝えしたいと思います。
2019年7月18日