水痘(みずぼうそう)
水痘(みずぼうそう)ってどんな病気?
水痘・帯状疱疹ウイルスの接触感染や空気、飛沫感染によって感染します。
潜伏期間は10~21日間です。
🐼症状
虫刺され様の発疹から始まり、痒みを伴います。
数日で水疱となり、最終的にかさぶたになり、治癒します。
通常7日くらいですべてかさぶたになります。
🐼治療
抗ウイルス薬の内服・皮膚を保護する外用・発熱があるときは解熱剤を使用します。
発疹が出る1~2日前からかさぶたになるまでは感染力があるため、すべての発疹がかさぶたになるまでは原則として登園・登校はできません。
🐼予防💉
水痘ワクチンによって水痘にかかるのを予防したり、かかっても軽くすることができます。
水痘ワクチンは2014年から定期予防接種となっています。
👩⚕️水痘を疑うような症状で受診される場合は受付の際にお伝えいただきますようご協力よろしくお願いしたします。
2024年4月5日
陥入爪(かんにゅうそう)
陥入爪とは、爪の端が周囲の皮膚に食い込んで炎症を起こしている状態です。
皮膚は赤く腫れ、痛みがあります。化膿や不良肉芽(ふりょうにくげ)ができたりします。
巻き爪は爪の端が内側に巻いている爪の変形であり、陥入爪とは原因が違います。
*原因*
陥入爪の多くの原因は、深爪で起こります。
爪の角を丸く切ってしまうと、爪が皮膚に食い込んで炎症や痛みがでやすくなってしまいます。
また、足を踏まれるなどのきっかけに起こったり、狭い靴での圧迫で引き起こされることもあります。
*予防*
正しいつめきり
爪の長さは、指先と同じ長さにそろえ、とがった角はやすりなどで整えるようにしましょう。
*治療法*
初期であれば、テーピングやコットンを挟むことで痛みが和らぎます。
肉芽が出来ている場合は、
・炭酸ガスレーザー(局所麻酔)・液体窒素・外用処方等の処置で治療を行います。
再発を繰り返す際は、形成外科へご紹介する場合があります。
再発を防ぐためには爪を伸ばし、正しい爪の切り方を行うことが大切です。
なので処置後も、爪が伸びるまでテーピングを継続しましょう❗
2024年1月15日
やけど⚠️
やけどは、日常生活で多いケガの一つです。熱による皮膚や粘膜の外傷をいいます。
やけどは範囲や深さに応じた治療が必要です。
やけどの深さは大きく分けるとⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分けられます。
Ⅰ度熱傷:表皮熱傷やけどした部位に赤みがある状態のやけど。
浅達性Ⅱ度熱傷:赤くなり、水ぶくれ(水疱)ができる。ヒリヒリ感
深達性Ⅱ度熱傷:赤くなったり、紫色~白 水疱(水ぶくれ)がでる
(Ⅱ度熱傷は、深さで更に分けられる)
Ⅲ度熱傷:黒色、褐色または白色。水疱はできない
やけどの応急手当としてすぐに冷やし、はやめに病院を受診し適切な治療が必要です。
熱湯や油のやけどでも水道水でいいので衣服の上から冷やすことが大切です。
冷やすことで、やけどの進行を止め、痛みも押さえることができます。水疱が出来ている場合は、できるだけ破らないようにしましょう。
やけどの原因として、ヤカンや鍋のお湯、天ぷら油、コーヒーやお茶、味噌汁などの熱い飲み物、カップ麺などが多く、ストーブやアイロン、ホットプレートなどがあります。
ヘアアイロン使用中のやけどや、使用前後のヘアアイロンをお子さんが触ってしい受傷する場合もあるため注意が必要ですね。
その他お子さんでは花火によるものや、乳幼児では炊飯器やポットの蒸気に手をかざしてしまって受傷することもあります。テーブルの上のカップ麺や飲み物に手をかけてこぼしたり、あるいはテーブルクロスを引っ張ってしまって、これらをこぼして受傷したりするケースも報告されています。小さいお子さんのいる家庭では熱い液体の入った容器はお子さんの手の届かないところに置く、テーブルクロスは使わないなど十分に注意しましょう。
また、近年では小さなお子さんがウォーターサーバーでお湯を出してしまって受傷するケースも多くみられます。寒くなってお湯を使う機会も多くなってくるとは思いますが、ロックをかけるなどの対策をし、注意していきましょう👶💕
低温熱傷は下腿に多く、原因としては湯たんぽや電気あんか、電気毛布、使い捨てカイロなどによるものが報告されています。低温熱傷は深いやけどとなりやすく、専門的治療が必要となる場合が多いです。低温熱傷を予防するためには湯たんぽは寝る前に布団から出す、電気製品は電源を切るなどして、このような器具が長時間同じ部位に触れないように注意しましょう⚠️
参考:日本創傷外科学会 やけど(熱傷)
2023年12月7日
乾燥対策を始めよう🍂
そろそろ乾燥シーズンにむけて、対策をしましょう♪♪
乾燥の季節に多く来院される手荒れのお話です😊
手荒れは、なんらかの物に触れて起こる湿疹の事です。
「手湿疹」とも呼ばれます。
かゆみ、ひりひり感を伴う炎症により多くの患者さんが苦痛を感じ、かゆくて掻いてしまうことで悪化を引き起こします。
手の洗いすぎやアルコール消毒で皮膚バリア機能が低下すると皮脂やうるおいがなくなり、わずかな刺激でも痒みを感じやすくなり、
かゆいときに皮膚をかくとさらに炎症が強くなりより強くかゆみを感じます。
🎵手荒れ予防🎵
・手を洗った後に濡れたままにせず、乾いたタオルで水分を拭き取る
・手洗い後・アルコール消毒あとは保湿剤をぬって皮膚のバリア機能を高めよう
家事をするときや職業で水仕事が多い方の手荒れ予防✋
・綿の手袋をしたうえに、ゴム手袋をする
・保湿剤は、指一本いっぽん丁寧に、手首まで塗る
秋から冬にかけて、気候の変化に注意が必要です。
気温差が大きくなり乾燥してきますので今の時期からしっかり保湿を行っていきましょう!!
夏場にさっぱりめのローションタイプを使用していた方は乾燥の程度によってはクリームタイプやべたつきが気になる方は泡タイプやフォームタイプに変更してもいいかもしれません☺
乾燥がひどくなると、手指はカサカサ、痛みを伴うひび割れやあかぎれが生じます。
さらに悪化すると、手湿疹となり強いかゆみや赤み・水ぶくれの状の湿疹ができてしまいます。
湿疹になってしまうと保湿剤ではケアができないため、ステロイドの外用薬が必要となってしまいますので湿疹になる前の早めのケア・治療が大切です✨
処方分じゃ保湿剤が足りない!という方へ
診察無しで購入できる保湿剤もご用意しております🌸
お風呂上りや、手洗い・アルコール消毒のあとには保湿で皮膚のバリア機能を高めましょう🎵
参考:手荒れがわかるQ&A 大鵬薬品工業株式会社
2023年10月17日
頭のかゆみ🤔
ふけは頭皮から出る老廃物、つまり肌から出る垢のようなものです。人間の皮膚は、約1ヶ月のサイクルで生まれ変わるターンオーバー(新陳代謝)という機能が備わっており、それは頭皮も同じです。ターンオーバーのときに古くなった頭皮の角質が皮膚の奥から押し出され、剥がれ落ちたものがふけなのです。通常のターンオーバーで発生するふけは垢のように小さく、通常は洗髪で取り除かれるため、目立つことはありません。
皮脂や常在菌のバランスが崩れると、ふけが増加!
頭皮は体のなかでも、特に皮脂の分泌が盛んな部位です。さらに、頭皮には皮脂や汗などを栄養とするマラセチア菌という皮膚常在菌がいます。ほどよい皮脂は頭皮に潤いをもたらし、マラセチア菌は雑菌や細菌の侵入を防いで頭皮の健康を守ってくれています。
ところが、何らかの理由で皮脂やマラセチア菌のバランスが悪くなり、多すぎたり少なすぎたりすると、頭皮のターンオーバーが崩れ、角質が大量に剥がれ落ちる「ふけ症」と呼ばれる状態になるのです。
かゆみの原因には様々ありますが、もしかしたらシャンプーの時に痒みの原因になる洗い方をしているかもしれません!!下記項目にあてはまるものはありませんか?
洗髪不足→頭皮に皮脂が溜まり、細菌が繁殖してかゆみを引き起こします。
洗髪のしすぎ→必要な皮脂まで取ってしまい、乾燥によって頭皮のバリア機能が低下し、少しの刺激にも敏感に反応してかゆみが起こります。
かゆいから強く洗う→洗髪の際に爪を立ててゴシゴシ洗っていると頭皮を傷つけ、かゆみの原因となります。
そのほかに、紫外線の浴びすぎは皮脂が酸化して地肌を刺激するほか、カラーリング剤やパーマ液などの化学的刺激が原因となることもあります。
✨刺激を取り除くことで、かゆみの軽減につながるかもしれません✨
★今日からできるかゆみ予防のセルフケア★
・シャンプーを薄めて使う
・ドライヤーで乾かすときは、ぬるめの温度で
・洗い流さないタイプのトリートメントをやめてみる
・低刺激タイプのカラーリング剤を使用する
・バランスの良い食事、規則正しい生活を送る
頭のかゆみは上記刺激によって生じることがありますが、中には以下のような病気が原因となっていることもあります。
脂漏性皮膚炎
頭皮を中心とした皮脂の多い部分にみられる湿疹です。皮膚が赤くなり、かゆみを伴います。また、頭皮に発症すると、ふけがたくさん出るようになります。
アトピー性皮膚炎
強いかゆみが悪化と軽快を繰り返す慢性の皮膚の病気です。紅斑(皮膚が赤く盛り上がること)や小さくブツブツとした湿疹ができることがあり、皮膚を掻くことで症状がさらに悪化します。夏の高温多湿期や冬の乾燥時期に悪くなります。
乾癬(かんせん)
紅斑の上に、鱗屑(リンセツ:カサカサした白い垢)を伴う慢性の皮膚の病気です。頭皮・肘・膝・腰などに発症することが多く、かゆみを伴うこともあります。
かゆみがなかなかとれないな?とお悩みの方はお気軽にご相談ください🌼
2023年9月6日
🦶当院の多汗症の治療✋
汗に関してこんなお悩みはありませんか?
汗じみが気になる、汗が気になって仕事や勉強に集中できない、季節に関係なく汗をかく・・・
汗に関するお悩みはなかなか相談しにくいかと思います。
多汗症って汗っかきと同じ??🤔
人より多く汗をかく汗っかきとは違い、多汗症は暑さやストレスを感じることがなくても日常的に支障を感じるくらいの汗が出ます。
当院でできる汗に対する治療のご紹介です☺
🔅掌蹠多汗症(✋手汗、🦶足汗)
✋手汗の保険診療の外用薬が発売開始となり、12歳以上から処方が開始です。
🦶足汗の治療は現在、保険診療でのイオントフォーレーシスのみとなっています。
イオントフォーレーシスとは手のひら足の裏を水道水で浸されているスポンジの上に置き、直流電流を流す治療です。通電することにより生じる水素イオンが汗の出口を傷害して汗を出にくくします。週1―2回を1クール10回程度通院して行う治療です。
治療のメリット
① 保険診療の治療 ②特に副作用はない ③何クールでも行うことができる
治療のデメリット
①効果に個人差がある ②通院が必要
② 手、足の治療が同時にできず、各々15分ずつ じっとしておく必要がある。
🔅腋窩多汗症
外用薬、ボトックス注射いずれも保険診療
・外用薬2種類;ゲルタイプ、ふき取りタイプ
外用薬で効果がない場合は、ボトックス注射もできます。
ボトックス注射とは・・
ボツリヌス菌がつくる天然の
たんぱく質から精製された薬剤を
わきの下に直接注射します。
🎵自費商品もご用意しております🎵
*ディーバー*スティックタイプ:¥1,650
*ディーチューブ*クリームタイプ:¥1,980
*ディーパウダー*パウダータイプ:¥2,200
💡乾燥硫酸アルミニウムカリウム(焼ミョウバン) 💡イソプロピルメチルフェノール
→ミョウバンの収斂作用(肌を引き締める)で →臭いの原因菌をしっかり殺菌!
毛穴を引き締め、汗を抑えながら抗菌効果!
この2つの成分で
汗・ニオイを抑えます🤗
お悩みの方はお気軽にご来院ください🌺
2023年7月14日
虫ケア用品のお話🤗
🐛虫ケア用品の話🐛
お外遊びや、外出・外での作業が増えてくるこの季節
虫刺されでのご来院の方も多くみられます。
今日は、虫ケア用品のお話をしたいと思います。
殺虫剤の成分は2種類あります。
①ディート
日本で50年以上使用されている虫よけ成分。蚊やマダニ、トコジラミ、アブ、ブユなどに効果を発揮する。
ただし、生後6ヶ月未満は使用できず、お子さんの年齢によって使用回数の制限があります。
生後6か月から使用OK♪
12歳から使用OK♪
※製品によって10%、30%とありますが効果の差ではなく持続時間の差です。
②イカリジン
2015年に日本で承認された虫よけ成分。年齢による使用・回数制限がない 蚊、ブユ、アブ、マダニ、イエダニ、トコジラミに効果あり
繊維を傷めないため、衣服の上から使用可能
ドラックストアやスーパーなどで販売されています。
💡ワンポイント
虫よけスプレーと日焼け止めを併用する時は、虫よけスプレーを先にぬりましょう!
対策していても虫に刺されてしまうことはあると思います。
虫刺されの治療は、軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬での対応でもよいですが、赤みや痒みが強い場合はステロイド外用薬が必要です。かゆみがひどいまま放置することで、掻き壊してとびひになってしまうことがあるので注意が必要です。
出典;日本皮膚科学会総会2023 兵庫医科大学 夏秋 優 先生の教育講演及びアース製薬・フマキラー・キンチョーのホームページより。
2023年6月13日
虫刺されにご注意を!!😳
天気のいい日はポカポカ陽気で気持ちのいい季節になってきましたね。
外での作業や外遊びの日も増えてくると思います。
虫刺されとは、吸血性の蚊・ダニ・ブヨ・ノミや毒をもったハチ・ムカデ・クモなどに刺され起こる皮膚炎です。虫刺症(ちゅうし しょう)といいます。
毛虫🐛に直接触れたり、刺されたりしていなくても、毛虫の身体から抜けた毒針毛が風にのって飛んできて皮膚に付着しただけで発症する場合や、外干ししていた洗濯物や布団に付着した毒針毛に振れたことが原因で発症することもあります。
虫刺されの治療は、軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬での対応でもよいですが、赤みや痒みが強い場合はステロイド外用薬が必要です。かゆみがひどいまま放置することで、掻き壊してとびひになってしまうことがあるので注意が必要です。
✨虫刺されの予防✨
🐛屋外での活動時は肌の露出を控えめにする。 🐛虫除けスプレーを使用する 🐛虫に近寄らない
また、虫さされている、かぶれているとお話しされる中で、実は帯状疱疹だった!!ということもあります。
最近では、子どもや若い年代の方も帯状疱疹を発症することもあるので、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください🤗
2023年4月12日
ウイルス性のイボ🖐️👣
こんにちは🤗日中はポカポカな春の陽気で気持ちがいい日が続いていますね🌞
本日はウイルス性いぼについてお話します🌼
まず、いぼについて
「いぼ」とは皮膚から盛り上がっている小さなできものです。
最も一般的な「いぼ」は「ウイルスが感染してできるいぼ」で、専門用語で「ウイルス性疣贅“ゆうぜい”」と呼ばれるものです。
ウイルス感染以外にも、首いぼ・腋いぼ・腹いぼ(専門用語で軟性線維腫orアクロコルドンorスキンタッグ)や年寄りいぼ(専門用語では老人性疣贅や脂漏性角化症)などもあります。
「いぼ」と思っていても実は違うできものの場合もあるので自己判断は禁物です⚠️
ウイルス性いぼの原因は、ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス;HPV)というウイルスの感染によっておこります🦠。
イボのウイルスは、正常(健康)な皮膚には感染できないと考えられているのですが、擦り傷や切り傷、手荒れ、髭剃りなどに伴って生じる小さな傷に入り込み感染します。感染するとすぐに発症するのではなく、数週間から数年かけて現れると考えられています。
お子様に多い「みずいぼ」もウイルス性のイボですが、伝染性軟属腫ウイルスという異なるウイルスが原因です。
ウイルス性いぼは、小さな傷を通してウイルス(HPV)に感染するため、外傷を受けることの多い手足にできやすいと考えられています。
手や足に小さく硬いポツポツや、米粒から小豆の大きさくらいで真ん中が黒くなったり盛り上っていたり、時にはたこやうおのめと見分けにくいことがありますが、中に黒いポツポツが見えればウイルス性イボと診断されます。ウイルス性イボでは表面に毛細血管が増えるため、その部分に赤黒い点々が見えます。
💊治療法
液体窒素を使った凍結療法がウイルス性イボの一般的な治療法です。-196度の液体窒素でいぼのある部位に綿棒で当てます。液体窒素で瞬間的に凍らせることで、ウイルスに感染している細胞を壊すと同時に、免疫細胞を活性化させウイルスを排除する効果があります。
2週間に1度のペースで処置を繰り返し行います。
痛みの伴う治療ではありますが、根気よく通院し、完治を目指しましょう。
またこの度、炭酸ガスレーザーを新しく導入しました。
ウイルス性のイボに対しては液体窒素でなかなか変化が見られない場合、ウイルス性イボの部位に炭酸ガスレーザーを照射する治療法となります。気になる方はお気軽にご相談ください✨
2023年3月6日
口唇ヘルペス👄
👄口唇ヘルペスってどんな病気?🤔
くちびるやその周りにピリピリ、チクチクするような違和感やかゆみが生じた後、軽い痛みを伴う水ぶくれできる病気です。
疲れた時や発熱時など免疫が低下し、ウイルスが活動し始めると症状が出てきます。
健康な時は、潜伏しているウイルスは免疫によって抑えられており、活動できず症状はでません。
単純ヘルペスウイルスは一度感染すると、生涯にわたって神経に潜伏します。
症状のでる頻度は数年に1回という方から1年に数回でるという方までさまざまです。
どうして口唇ヘルペスになるの?🤔
口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスというウイルスに感染することで起こる病気です。
症状が出ている人の水ぶくれ、唾液、涙液などに接触することで感染します。
水ぶくれの中にはウイルスがたくさん存在するため、タオルやコップなどのものを介して感染することもあります。
どんな治療をするの?🤔
口唇ヘルペスの治療にはウイルスの増殖を抑える“抗ヘルペスウイルス薬”の飲み薬や塗り薬を使います。
抗ウイルス薬はウイルスが増殖している時に効果を発揮しますので、症状がでたらできるだけ早めに使い始めることが重要です。
また、くちびるやその周りにピリピリ・チクチクするような違和感がでてきた早い段階ですぐに治療を始められるように、あらかじめ飲み薬をお渡しできる場合があります。再発を1年に数回繰り返す方は、ご相談ください。
日常生活の注意点は?🤔
<症状が出ていないとき>
・規則正しい生活を心がけましょう。
・疲れている時や体調がすぐれないときは、強い紫外線を浴びる屋外でのレジャーは控えましょう。
<症状が出ている時>
・「水ぶくれ」や「かさぶた」は触らない。触った後は石けんで手を洗いましょう。
・タオルやコップは共有しない
・赤ちゃんとの接触は避ける。
赤ちゃんのお世話をするときは、手洗いをしっかり行う、患部が赤ちゃんに接触しないように注意しましょう。
※赤ちゃんはウイルスに感染すると思い症状を起こす恐れがあります。
・患部を清潔に保ちましょう。
2023年1月26日